芸術の秋

 今日も特に予定がなく、学校で暇をつぶす。いつもはパソコンに向かっても集中できず、インターネットばかり見ているが、さすがにそろそろ本腰を入れて勉強しないといけないと思い、今日は一工夫してみることにした。それは音楽を聴くことだ。何を聞いたかと言うとベートーベンさんのピアノソナタ。似合わんといわれるかもしれないが、なんかあの寂寥感をがこめられたような情熱的な感じがする、あの曲調が好きだ。おかげで結構集中できた気がする。
 
秋の到来を感じる

 
 なんか秋になってきて、夜風が冷気をおび始めた。この冷気の中ボケーっと暗い夜道を歩いていると、時のうつろいが身にしみて、なんか妙にもの悲しげになる。ひと恋しさに気持ちが揺れて、ほのかな心地よさを含んだ寂寥感が胸にしみ入る。なんかこの気分を和歌にでもしたためたくなった。しかしそんなことをすると、とんでもないゲテモノ短歌を誕生させてしまい、後味の悪さだけが残りそうだ。だからそっちのほうはパン駄にでも任せようかと思う。余計なことはしないに限る。しかし今日は自分のなかにも芸術の秋の到来を感じた。なんか書いていて痛々しくなってきた。しかし書き直すのも面倒なので、このまま晒しておくことにする。